NETFLIXのルシファー

堕天使のルシファー・モーニングスターが刑事のクロエと事件を解決する話。

ルシファーは相手の心の中で思ってる欲望を喋らせる能力がある。

 

地獄の王が嫌になって地上にきて、元が天使だからいいことをする。みたいな話かと思ってた。

でも、犯罪者を痛めつけるために事件を解決するのは、地獄で罪人に罰を与えるのとあまり変わらないような気がする。地獄の何がやだったの?管理職がやだった?

堕天使は罪人を罰しているだけで悪人ではなかった。人を堕落させる悪魔とはまた仕事が違うんだろうか。

 

第1シーズンを見終わりました。第2シーズンに切り替わったと気づかなかったけど。

 

セラピストのリンダ先生との掛け合いが「名探偵モンク」を思い出してしまった。

強迫性障害のエイドリアン・モンクが事件を解決するなかで、毎回セラピストと話をするシーンがあった。

 

どちらの話もカウンセリングはコメディ的なシーンが多い。

モンクではあまり役になってない感じがあった。恐怖症は解決してないし、出した薬飲んだらハイになって大騒ぎになった。

お話のきっかけになることはたくさんあったし、モンクのキャラクターを深く理解できた。でもモンクが少しずつよくなっていってる感じがしなかったのが残念だった。

現実のカウンセリングも同じなのかもしれないけど、やはりお話なので少しずつよくなっていくところが見たかった。

 

ルシファーの受けるカウンセリングは、新しい気づきを見つけて喜ぶところがいい。

現時点でもルシファーは人生楽しそうだし、カウンセリングが必要ないと思われるのかもしれないけど、自分に起こった出来事について、自分が自動で考えた思考と、他人の思考はどう違うのか考える機会ができるのは良いと思う。ルシファーが少しずつ変わっていくところがいい。

 

エンディングで一瞬かかる曲が名探偵モンクと一緒なのは制作が同じなのかな。

 

シーズン1で12話くらいで終わりかと思ってたら、まだまだ続いているようなので毎日見ていこうかと思う。毎日1話ずつかな。

再生を止めて他のことを始めてしまう癖があるので、始める前に環境を整えるようにしよう。